姿勢を綺麗にしようと意識していても猫背のまま

先日、来店されたお客様


「肩こりで長期間悩んでいて、色々な人に肩こりの原因は猫背だと言われます。
良い姿勢を教えてもらい、意識して良い姿勢をとっているのですが気が付けば猫背に・・・
肩こりが良くなるどころか、意識して姿勢をよくしていると腰まで痛くなってきて・・・」
とのこと

こういった経験をしたことがある人は多いのではないでしょうか。



・意識していないと猫背になる
・姿勢を正しているとしんどくなってくる


では何故そんなことが起こるのか


それは姿勢を保持する筋肉の活動に脳が関係します


おおまかに説明すると
・腹内側系:無意識で姿勢を保つための筋肉の活動と関係
・背外側系:意識して働かせる筋肉の活動と関係


今、パソコンを見ながら無意識でとっている姿勢は腹内側系
姿勢を正してと言われて意識的に背筋を伸ばすのは背外側系
と関係します。


腹内側系で無意識に姿勢を保つ筋肉は持久性の高い筋肉が多く、
背外側系で意識的に姿勢を保つ筋肉は、力は強いが持久性の低い筋肉が多く存在します。


意識的に姿勢を良くしても疲労感や腰の張りを感じることはありませんか?
それは背外側系の活動で、持久性の低い筋肉が一生懸命に頑張っているからです。



姿勢を良くするためには、無意識で姿勢を保ち、疲労しにくい腹内側系の活動が重要になります。
動作が楽になるためには準備として、楽で良い姿勢が保てるようになることが大切です。



つなぎは
姿勢保持で頑張っている体に、動作でさらに頑張らせるのではなく、楽な姿勢で楽に動作を行う。 そんな身体環境を目指して施術を行います。

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