昨夜もテレビで紹介されていましたが、骨盤は腰痛・姿勢・動作に関係します。
骨盤は仙骨・尾骨・寛骨(寛骨は腸骨・坐骨・恥骨で構成)で構成されます。
骨盤には内臓を保護する役目の他に体重や衝撃を支える役割があります。
骨盤は背骨と股関節と繋がります。
そのため
・体重や重力がかかるのを支える
・歩行時などに下からの衝撃吸収や分散させる
など多くの重要な役割を担います。
また、
・体幹と骨盤をつなぐ筋肉
・骨盤と下肢をつなぐ筋肉
・骨盤同士をつなぐ靭帯
・骨盤と下肢をつなぐ靭帯
・・・・等
骨盤には多くの筋肉や靭帯が付着しています。
そのため、骨盤の歪みや骨盤帯周囲の硬さなどがあり骨盤周囲がうまく機能していないと
・動作時の衝撃分散がうまくいかずに偏った部位に負担がかかる
・下肢や背骨との連結から姿勢が悪くなる
・動作時に上手く筋出力が出来ずに疲労やパフォーマンスの低下に繋がる
・骨盤周囲の筋肉がうまく機能せずにお尻周りの筋肉が垂れる、骨盤が横に張って見える
などなど様々な影響を及ぼす可能性があると言われています。
また、姿勢が悪くなると上記の様な状態を引き起こす悪いループになりやすいです。
そこで骨盤周囲をしっかり整える必要があります。
しかし骨盤は股関節や背骨に連結しています。
足、膝、股関節、体幹、肩、腕、など他の関節や部位に影響を及ぼす反面、影響を受けます。
そのため、骨盤を調整するためには骨盤帯の調整だけではなく全身をチェックし、骨盤帯以外の問題のある箇所に対してもアプローチを行う必要があります。
専門家にアドバイスやチェックをしてもらう事をお勧めしますが、
ご自身では
・股関節周囲やや太ももの筋肉を柔らかくする
・腹式呼吸などでしっかりと体幹の筋肉を使えるようにする
・椅子に座る時にしっかりと良い姿勢(坐骨)で座るように心がける
など簡単に出来る事からお勧めします。
当店では全身に対してチェックを行い、徒手や運動を用いてアプローチを行います。
必要性があればストレッチポールやリアライン・コアを用いてコンディショニングを行います。
最後にご家庭で出来る簡単なセルフエクササイズをお伝えさせて頂きます。
骨盤帯だけでなく全身の繋がりにも着目しながらコンディショニングを行います。