踵が痛くて、つま先歩きで数ヶ月過ごしている小学生

先日、小学校低学年の少年が来店されました。
数か月前から踵が痛くて踵を地面に着けて歩けない。
そのため、屋外ではつま先歩き、自宅では両膝を地面につけて膝で歩いているとの事。
病院ではシーバー病と診断され、安静にするようにとの指示で湿布をもらっているが悪化しており、体育もできない状態とのこと。

※シーバー病とは
踵骨骨端症とも言い、10歳前後の男の子に多いとされています。
運動などで踵骨にアキレス腱の引っ張る力が持続的にかかり、炎症や壊死をおこす疾患

来店され、歩行をチェックすると、痛みが強くつま先歩きしかできない状態でした。
そこで足の状態や体の状態をチェックし
・ふくらはぎの浅い組織の滑走が悪い
・下半身の深い組織の滑走が悪い
・下半身の筋肉の緊張が高い
状態でした

そこで上記の滑走を促し、動作をチェック
すると、踵を接地して歩行可能
数か月ぶりに普通に歩けたと笑顔をみせてくれました。

当店ではシーバー病を治したわけではありません
疾患に付随して起きた副産物を取り除き、踵に掛かるストレスを軽減しました。
全ての怪我や痛みに変化が出るとは限りませんが、まだまだ変化する可能性がある方も多くいます。

長い期間悩まれている方や、苦痛が強い方もまだまだ諦めるのは早いかもしれません。

全身歪み調整つなぎ

おすすめの記事